バスケットボールB1リーグ・京都ハンナリーズの村上萌菜広報によるコラム「マンスリーハンナリーズ」。第2回は、リーグ序盤で苦戦するチームと、好不調にかかわらず熱い声援を送るファンへの思いをつづった。

 皆様こんにちは! 京都ハンナリーズはシーズン60試合のうち12試合を終えて3勝9敗と、望んだ結果とは言えない状況です。チーム随一の得点源のアンジェロ・カロイアロが開幕2戦目にて負傷し、戦線離脱。オフシーズンから数か月かけてチーム内のコミュニケーションと戦術理解を深め、開幕以降はさらに練度を上げていくチームづくりの過程で、大きなアクシデントです。

 ただ、この状況に言い訳をしている人はいませんし、目の前の勝利をつかみ、1つでも上に行くために、選手、スタッフ全員が今やるべきことに全力を尽くしています。チーム状況の変動に伴い、チェハーレス・タプスコットとアイラ・ブラウンの2選手が途中加入。一丸となって戦っています。

 そして苦しい状況の中、私たちを支えてくれているのは、チームを応援してくださる方々の存在です。関係者の方々から「京都のファンの応援はすごい」とお声がけいただくこともあり、誇らしい気持ちになりますし、ホーム、アウェーにかかわらず常に熱い声援で後押しをしてくださることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 チームは上昇のきっかけをつかむべく、奮闘しています。ぜひ会場で、クラブスピリット同様、共に、登っていただけるとうれしいです。(京都ハンナリーズ広報部・村上萌菜)

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