◆ACLE25―26 ▽1次リーグ第4戦 広島1―0江原(4日、エディオンピースウィング広島)

 江原(カンウォン、韓国)をホームに迎えた広島は1日のルヴァン杯決勝・柏戦(国立、3〇1)からスタメンを6人入れ替えた。試合は前半を0―0で折り返した。

 スキッベ監督は後半開始時にMF中野、FWジャーメイン、中村の3人を投入した。後半4分、抜け出したFW加藤が左足でシュートを放つも、わずか右へ外れた。後半13分にはFW木下をピッチへ送り出した。

 後半18分、広島は相手のバックパスのミスから加藤がGKをかわしてシュート。これはDFに防がれたが、ジャーメインのシュートのこぼれ球を加藤が押し込み、先制に成功した。

 後半24分にはDF佐々木がこの日2枚目の警告を受け、退場処分で10人となった。その後は相手のクロス主体の攻撃をDF荒木を中心にはね返すと、後半アディショナルタイムのDFホン・チョルの左足直接FKのピンチも、ゴール枠に救われた。今大会2勝目を挙げ、勝ち点を4から7に伸ばした。

 FW加藤(マン・オブ・ザ・マッチに選出。試合後のインタビューで)「ルヴァンカップ決勝から中2日でタフなゲームになったが、チーム全員で一試合を通して戦って、いい結果になった。(ゴールについて)自分で貢献できることは得点、アシストの数字だと思っていた。数字に表れる結果が出せて良かった。

バックパスを狙うのは得意なので、狙った結果が運よく自分のところに来た。交わした後、すんなり決められれば良かったが、外してしまった。また信じてゴール前に走った結果、ボールがこぼれてきたので、チーム全員に感謝している。(今後に向け)天皇杯もあるし、リーグ戦も上位を目指して、全試合勝てるように、総力戦で頑張りたい」

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