NHKテレビ「第25回 わが心の大阪メロディー」が4日、同大阪放送局から全国に生放送され、終演後に司会の今田耕司、出演者の上沼恵美子、天童よしみ、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子と木村美穂、NMB48の泉綾乃、川上千尋、小嶋花梨、塩月希依音が取材に応じた。

 上沼と天童は少女時代にフジテレビ系で放送されていた「日清ちびっこのどじまん」の優勝者同士で、同番組のグランドチャンピオン大会でしのぎを削った戦友でもある。

 70歳の上沼は「小学校の時に争って私が負けた。レベルが違うもん」と71歳の天童との再演に感謝した。番組のトリで「大阪ラプソディー」を熱唱。「最後『ラプソディー』で収めた。幸せです。長いこと生きてて良かったワ。生き抜きます。バタバタ亡くなってるじゃないですか。(かつて出演した)谷村(新司)さん、桑名(正博)さん。天童さんも私も頑張りますよ」と決意を込めると、天童も「これからですよ! 何言ってるんですか」と古希を超えての爆発を予告した。

 そして上沼は天童の人格者ぶりをアピールしつつ、他の演歌歌手の“根性”について言及した。

 上沼「ずっと仲がいいって珍しいですよね。

こんな言い方おかしいですけど、私、本格的“100パーの歌手”じゃないのに…うまいじゃないですか(一同爆笑)。そうすると“100パー歌手”の人に楽屋でイヤなこと言われたり。この番組でもありました。イジワルしない人は天童よしみさんだけ」

 今田「アーカイブ見たら(誰がイジワルしたのか)バレますよ!」

 上沼「名前は言いません。でも演歌の女性は根性悪い!」

 今田「どんどん絞れていくじゃないですか!」

 上沼「70(歳)になって分かったことがあったんですよ。テレビを通しても根性悪いかエエかすぐ分かるんですよ。60の時は分からへんかった」

 今田「すごい能力!」

 上沼「好きやったのに根性悪いなこいつ…とか…」

 上沼は「大阪ラプソディー」のほか阿佐ヶ谷姉妹とのコラボで「道頓堀行進曲」、高校生のコーラス部員をバックに「人生泣き笑い」も熱唱。見逃し配信は「NHK ONE」にて。

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