日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」(月~金、午前5時50分)は6日、1年間の世相を反映した言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語について報じ、特集した。

 番組内では過去に大賞となった言葉などを同局の北脇太基アナウンサーがボードを利用し、総合司会の水卜麻美アナ、木曜パーソナリティーの俳優・鈴木福らに質問する形式で紹介を進めた。

 その中でオリンピックにちなんだ新語・流行語大賞として1996年アトランタ五輪・女子マラソン銅メダル有森裕子さんの「自分で自分をほめたい」、2004年アテネ五輪・男子100メートル平泳ぎ金メダル北島康介さんの「チョー気持ちいい」を紹介。そして北脇アナが「2006年、どんな言葉がランクインされているか分かりますか?」と質問。

 これに水卜アナは目を大きく開き「分かったかも!言っていいですか?」と前置きし、自信たっぷりに「なんも言えねー」と答えた。しかし周囲の反応は冷ややか。これに水卜アナは「え?え?違う?!」と戸惑った。

 実は「なんも言えねー」は08年北京五輪で北島康介さんが2冠を達成した際に発した言葉。コーナーを進行していた北脇アナに「違うんですよー」と伝えられた水卜アナは両手で顔を隠し「恥ずかしい~。もう帰りたい!」と席を立ってしまった。鈴木福らになだめられ席に座り直したが、06年はトリノ五輪であったことを伝えられ「冬じゃん!」バツが悪そうに苦笑いしていた。

 ちなみに06年の新語・流行語大賞は「イナバウアー」だった。

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