DeNA・藤浪晋太郎投手(31)の来季残留が濃厚となっていることが7日、分かった。横須賀スタジアムで取材に応じた木村球団社長が「我々としての気持ちは伝えていますし、提示するものは提示している。

あとはいつ発表できるかというような温度感」と、合意へ秒読み段階であることを明かした。

 藤浪は今季、マリナーズ傘下3Aタコマを退団し、7月にDeNA入り。8月31日の中日戦(横浜)では7回4安打無失点と好投し、1073日ぶりとなるNPB勝利をマークした。チーム事情に応じてリリーフにも回り、6試合で1勝0敗、防御率4・09だった。

 先発では、メジャー復帰を希望しているケイ、ジャクソンに退団の可能性があり、藤浪が残留となれば有力なローテーション候補となる。代理人のボラス氏は今オフの米球界復帰も選択肢に入れているとしていたが、来季もDeNAでプレーすることになりそうだ。

編集部おすすめ