日本高野連は7日、大阪市内で、今夏甲子園の運営委員会を行い、暑さ対策に関する結果報告を行った。

 全49代表校に運営に関するアンケート調査を実施し、5回終了時に設けられる「クーリングタイム」について、84%が暑さ対策として「効果があった」と回答した。

昨年より2%上昇。「体と精神を休められた」や「着替えの時間としてありがたかった」といった意見があった。

 また、今大会は、過去2大会の出場校の声を参考に、これまでの冷房の効いたベンチ裏で5分間の休憩、ベンチで2分間の休憩、試合再開に向けた準備で3分のうち、ベンチ内休憩の2分をカットした8分で実施。この短縮について、「適切だった」が68%、「8分でも長い」が12%、「8分では短い」が10%、「どちらとも言えない」が10%だった。

 そのほかにも、「ミーティングを行う時間がほしい」や「体が冷えるという選手がいた」、「クーリングタイムよりも、イニング間にベンチにいったん戻ったり、水分を取ったりする時間的余裕を作ってもらう方が負担減になる」といった意見も寄せられた。

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