中日・ブライト健太外野手が8日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、850万円アップの年俸2200万円でサインした。4年目の今季は83試合の出場で打率2割5分9厘、3本塁打、20打点。

いずれも自己最高成績を残し、勝負強さを買われて代打の切り札としての起用も目立った。「ほぼ代打でしか出ていないのに評価していただいた」と感謝。「スタートから出られる選手が目標。(スタメンで出られない)悔しさと代打である程度打てたうれしさと、半々です」と今季を振り返った。

 9月下旬に左脚を痛めたが、リハビリを終え、6日からはナゴヤ球場での秋季キャンプの全体練習に合流している。来季の目標はレギュラー奪取。「1年間出たことがないので具体的な数字が思い浮かばないけど、細川さんが3年連続で20本塁打。そういう選手がもう一人、二人出てくれば、Aクラス、その先の優勝、日本一にも」と決意を語った。

 オフの自主トレに同行していた中田翔内野手が今季限りで現役を引退。師匠からは「一ファンとしてお前のことを見ているからな」と伝えられている。「結果で喜んでもらえるように」と誓い、中田と約束したいことを問われると「レギュラー」と言い切った。

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