女優の髙石あかりが9日、都内で「キラチャレ2025」に出席した。

 芸能事務所「エイベックス」が主催するキッズオーディション。

自身も11年前に同オーディションへ出場しており、今秋にはNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演するなど大きく飛躍を遂げた。

 未来のスターを温かく見守った髙石は「こんなに胸を打たれるんだなと感動しました。祈っている瞬間だったり、それが難しかったとしても、うれしかったとしても、その感情をあふれさせることができたというのは本当にすごいことだと思います」としみじみ。「そのピュアな心を感じられたのがうれしかったです」とはにかんだ。

 自身が出場した当時について問われると「他の子たちや見に来ていたモデルの方たちもいて、圧倒されてたなという思い出があります」と回想。「私は名前を呼ばれたときに泣いてしまって、言葉が出なくて。『人って泣くとこんなに言葉が詰まっちゃうんだ』って初めて知った感覚も含めて、このキラチャレでいろんなことを学んだなと思います」と明かした。

 原点とも言えるキラチャレについて「今の私を作ってくれた、最初のかけがえのない時間であり、体験でもありました。本当にいろんなことをくれた機会だったと思います」と感慨。「このキラチャレがなかったら今の私は確実にいないので、改めて感謝しています」とうなずいた。

 各グランプリには、ボーカル・ラップ部門が兵庫県出身の島村侑(しゅう)さん、モデル部門が群馬県出身の田島あかりさん、ダンス部門が東京都出身の山崎陽愛さんが選ばれた。

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