第30回武蔵野ステークス・G3は11月15日、東京競馬場のダート1600メートルで行われる。

 中心は今年のフェブラリーSを制したコスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)だ。

前走のさきたま杯はレース前から平常心を欠き、大きく出遅れ11着と大敗。まともに走っておらず、全く力負けではない。6戦6勝の東京競馬場に戻る今回。中間も長めをしっかりと乗り込まれ、状態に不安はない。改めて力を示す。

 強敵がオメガギネス(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ロゴタイプ)だ。前走のグリーンチャンネルCは60キロを背負いながら4馬身差の圧勝。24年フェブラリーSで1番人気に支持された素質馬が、完全復活のムードを漂わせている。

 ダートに替えてから4戦全勝でオープン入りしたビダーヤ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は、重賞初挑戦だった東海Sで3着。上位2頭には離されたが、オメガギネスには先着している。距離は未知数だが、2戦2勝の東京ダートなら怖い存在だ。

編集部おすすめ