俳優の舘ひろしが10日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜・午後9時)に出演。大恩人の石原裕次郎さんの思い出を明かす一幕があった。

 「西部警察」始め数々の名作ドラマを生み出した石原プロ時代の恩人である裕次郎さんについて聞かれると「生意気だったんですよ、僕」と話し出した舘。

 「西部警察」撮影時、「(現場に)行ったら、石原裕次郎さんのイスがあって、ディレクターチェアが。その横に渡哲也さんのイスがあって」と振り返ると「僕は東映の時からいつも(自分の)黒いイスを持ってたんで、それを(裕次郎さんと渡さんのイスの)横に置いたんですよ。それを見て石原さんが『10年早い』って言われたんです。僕は生意気だったんで『石原さん、そういう時代じゃないですよ』って言ったんです」と続け、共演者を驚かせた。

 MCの上田晋也に「それは怒られませんでした?」と聞かれると「それがね。石原さんはすごかった。『ああ、そうか~。そういう時代じゃないかあ。あはは』って笑って行っちゃった」と答えた舘。「石原さんって、やっぱり大きな人だった。僕がそんなこと言われたら張り倒します」と笑顔で話していた。

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