中日の大野雄大投手(37)が12日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」で契約交渉に臨み、5000万円増の年俸1億7000万円でサインした。5年ぶりの2ケタ勝利をクリアしたベテランは早くも、来年3月のWBCで連覇を目指す侍ジャパンとの強化試合を2月末に想定。
23年3月4日にバンテリンDで行われた侍ジャパンとの強化試合では先発し、3回を2安打1失点。20年に沢村賞を受賞している大野の球を見ることは、代表勢にとって質の高い調整にもつながる。大野にとっても同じで、登板するなら真剣勝負。侍を相手に収獲や課題が整理できれば、開幕へ視界良好となるはずだ。
今季は20試合に登板し、自己最多タイの11勝。チームの連敗を8度止め、カムバック賞も受賞した。「思った以上の数字を出せた、充実した一年だった」。通算100勝にも3勝とし「(現役引退までの)最終目標じゃなく、通過点となったのはよかった。まだまだ(第)一線でやりたい」と意気込んだ左腕。侍斬りからプロ16年目が幕を開ける。(森下 知玲)










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