競泳池江璃花子(25)=横浜ゴム=は12日、都内で行われた「SUITS OF THE YEAR2025」授賞式に出席した。グレーのラメが入ったシックなスーツで登場すると「今までの数ある素晴らしい受賞者の中のうちに選んでいただき、光栄に思います」とスポーツ部門受賞を喜んだ。

 9月に拠点を、約2年間過ごしたオーストラリアから日本に戻した。現在は西崎勇コーチのもとで指導を受け、自身が集大成と位置づける28年ロサンゼルス五輪へと向かう。今後は海外レースへの出場も視野に入れていることを明かし「派遣記録が高そうだが、もちろん、絶対にロス五輪に行きたい強い気持ちはある。どのように転んでもそれは自分の人生であるので、全てを受け入れてやっていく覚悟があるので、あと3年間必死に頑張っていけたらいいなと思っています」と言葉に力をこめた。

 また、日本に戻ってきたことによって「本当にいろんなお仕事だったり、もちろん、競泳が本業ではあるんですけど、社会人として、1人の人間として、様々なお仕事にチャレンジしていければ」と心機一転。「最近は音声配信や、モデルのお仕事をいただいて、競泳選手だけではない一面もどんどん見せていけたら。海外の選手たちを見てても、競泳だけじゃなくって、モデルと競泳だったり、本当にいろんな分野と、競泳1本に絞らないっていう、そういう選手も意外と多かったりするので、今までの競泳界にいなかったような、そういう選手になっていけたら」と思いを語った。

 トークショーでは、アート&カルチャー部門で受賞した尾上松也がキャンドル協会理事に就いていることを明かすと、池江は「私もャンドル好きです」と告白。驚いた尾上から「え、キャンドル協会入ります?推薦しますよ」と提案を受けると、池江は「映画を見ながら、あたたかい飲み物を飲んで、それが私のリラックスタイムでした」とエピソードも明かした。

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