◆ドラディション「DRAGON EXPO 1995~無我~」(14日、後楽園ホール)

 プロレス界の“レジェンド藤波辰爾が主宰する「ドラディション」は14日、東京・後楽園ホールで「DRAGON EXPO 1995~無我~」を開催した。

 全試合シングルマッチの大会で新日本プロレスの小島聡が「無我」生え抜きでドラディションの倉島信行と一騎打ち。

 当初は関本大介が出場予定だったが右足骨折で欠場。代わりに出場した小島は、場外戦で厳しいイス攻撃などで圧倒。最後はラリアット一発でフォールした。

 バックステージで小島は「年齢で私の方が2学年年上でキャリアが私が5年、先輩なだけ。30年近くやっていれば先輩も後輩もないよ。お互いにそれだけの時間を背負ってプロレス界やっている。お互いどんな状況だったとかどんな道のりを歩んだとかそんなこともどうだっていい。30年以上プロレスラーをやっている事実。それがお客様に伝わればうれしく思います」とかみしめた。

 さらに「いろんな道があるけど同世代で真っ正面から争うことができる…これが俺はプロレスの素晴らしいところだと34年、学びました」と打ち明け控室に入った。

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