◆「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(15日・東京ドーム)

 先発のオリックス・曽谷龍平投手が3回完全投球を披露した。打者9人で44球、2三振を奪い韓国打線を完璧に封じた。

初回をわずか12球で3者凡退に抑えた。最速は151キロを計測。今季8勝を挙げた左腕が初登板となった東京ドームで堂々の投球を見せた。ピッチコムにもスムーズに対応して、テンポよく投げきった。ベンチで井端監督と握手を交わし、WBCメンバー入りへアピールに成功した。降板後は「(練習試合の)広島戦で課題が多く残った中での登板なので、正直不安はありましたが、気を引き締めて投げることができました。歴史ある日韓戦、来春のWBCの対戦国である韓国代表に対して、自分の投球ができて良かったです」と手応えを語った。

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