◆Jユース杯▽決勝 広島ユース0―0(PK17―18)鹿島ユース(16日・ヤマハスタジアム)

 鹿島がPK戦の末に広島を下し、初制覇を成し遂げたクラブユース選手権(U―18)に続く2冠を達成した。大会通算4度目の優勝となった。

 試合は0―0のまま試合が動かず、PK戦へ。サドンデス突入後もなかなか決着がつかず、3周目突入も見えた20番手で決着。スコアは18―17だった。

 U―17W杯への参加でDF元砂晏翔仁ウデンバ、MF平島大悟、FW吉田湊海の3人を欠いたチームは下級生主体ながら、準決勝に続くPK戦勝ちで、クラブに代々伝わる勝負強さを示した。

 鹿島ユースは高校年代最高峰リーグ「プレミアリーグ」のEASTで首位を走っており、“3冠”に王手をかける形となった。

 主なOBに曽ケ端準、野沢拓也、土居聖真、鈴木優磨、町田浩樹、垣田裕暉らがおり、現在のトップチームには鈴木、舩橋佑ら下部組織出身者が8人(2種登録除く)在籍している。

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