阪神・梅野隆太郎捕手が17日、兵庫・西宮の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億6000万円から4000万ダウンの1億2000万円でサインした(金額は推定)。

 今オフ保有していた海外FA権を行使せず残留。

決断に至った経緯を「やっぱりこの1年、なかなか出場機会がなかった中で、ファンのみなさんに球場でプレーする姿をなかなか見せられなかったので」と明かし「来季こそは活躍する姿、プレーする姿、元気な姿を見せられるように、しっかりと準備をして頑張っていきたい」と力を込めた。

 今季は坂本に正捕手を譲り、52試合の出場にとどまった。4年契約は今季で終了し、来季は単年契約。日本ハムから伏見が加入するなど、ライバルも増えた。「チームはリーグ優勝を勝ち取った。連覇に向けて自分の役割、自分の姿、そういうものをしっかりと見せていけるようにやっていきたい。まずはファンの方と喜びを分かち合えるために、リーグ優勝、連覇を目指して頑張っていきたいと思います」と決意表明した。

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