巨人の契約更改が17日に東京・大手町の球団事務所でスタートした。

 三塚琉生外野手は30万円増の450万円でサインした。

 桐生一から22年育成ドラフト6位で入団し、3年目の今季は3軍からスタートし、途中で2軍に昇格。6月中旬までイースタン19試合で打率3割5分7厘、4本塁打、11打点と猛アピールした。6月13日に支配下登録され、同日にオリックス戦が行われる京セラDに移動して1軍合流した。

 翌14日のオリックス戦に「8番・DH」でプロ初スタメン初出場し、宮城の前に3打席連続三振で4打数無安打とプロのレベルの高さを痛感。6月17日の日本ハム戦(東京D)では「8番・左翼」で本拠地デビューも無安打。その後、登録抹消され、9月に再昇格も無安打で、1軍では計6試合で12打数無安打だった。

 2軍では78試合で打率3割1分8厘、9本塁打、40打点。左の強打者として球団の期待は高い。「1軍は投げミスというか甘い球が1球あるかないか。その1球を仕留められる技術、広角に打てるようになりたいです」とレベルアップを掲げた。

 今オフはポスティングでメジャー移籍を目指す岡本和真内野手らと自主トレを行う予定。岡本に学びたい点として「技術の部分もそうですけど、一番は打席での待ち方、読みとか準備の部分を収穫できるように臨みたいです」と話した。

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