阪神が17日、高知・安芸市での秋季キャンプを打ち上げた。総括会見に臨んだ藤川球児監督は「昨年ほどのこれでいけるとか、ここ(安芸)にいる選手たちが来年やれるという手応えは全くない状況ですね。

求めるレベルが非常に上がっていますから。ここに来ているメンバーというのは2月まで、非常に厳しい練習を自分に課して。鍛錬を積んで、大幅なレベルアップが必要となりますね」と厳しいメッセージを送った。

 実戦も中日と2試合組んだが、計18イニング無得点。キャンプを通じて目に留まった選手は「あまりいないですけどね」と言った指揮官は「彼らの今のレベルでいえば(来春の)キャンプに参加できるメンバーがチラホラいるくらいのレベルで。誰かが来季、チームの中心になって優勝できるようなピースには、この中のメンバーではなかなか難しいかな。なので3倍、4倍の別人が来たというふうな状態になってもらえればと思います」と期待した。

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