日本ラグビー協会は17日、「リポビタンDツアー2025」で欧州遠征中の日本代表の離脱選手を発表した。BKの広瀬雄也(東京ベイ)、石田吉平(横浜)、伊藤耕太郎(BR東京)がコンディション都合のため、矢﨑由高(早大)が個人都合のため離脱した。

 WTB石田はこの秋、10月に国立で行われたオーストラリア戦(15●19)から南アフリカ戦、アイルランド戦、ウェールズ戦と4戦連続で先発。ウェールズ戦(23●24)では、前半15分にトライを挙げるなど、主力WTBとしてグラウンドに立っていた。FB矢﨑由高も同じく4戦連続先発入りしており、持ち味のランでチャンスを演出する存在感を見せていた。

 矢﨑は早大3年で、早大は現在、関東大学ラグビーで対抗戦の最中。大田尾竜彦監督は、早慶戦(23日)前にチームに合流することを示唆していた。早大は2季連続の対抗戦優勝に向け、早明戦(12月7日、国立)が優勝決定戦になる可能性を残している。

 日本代表は22日に世界ランク11位のジョージアとのアウェー戦を控えている。

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