巨人・森田駿哉投手(28)が「岡本世代」の意地を見せ、来季の規定投球回到達を目指す。18日、都内で契約を更改し、150万円増の年俸1500万円でサイン。

同じ1996年世代の岡本のメジャー挑戦が濃厚となり「すごいなと純粋に思いますし、負けてはダメ。中心選手になれるように頑張っていきたい」と初の規定投球回を目標に掲げた。

 2年目の今季はプロ初勝利を含む3勝。夏場以降に貴重な先発左腕としてチームを支えたが、「トータルとして見ると、最後はなかなかうまくいかないことが多かった」と満足はしていない。年俸の増額分はトレーニングなどの自己投資に充てることを決めた。

 秋季キャンプは1日200球超を投げ込み、スライダーの改良に手応えを感じている。「(来年は)最低でも100イニングは絶対超えたいし、規定投球回に持っていけるように」。遅咲きの左腕が大輪の花を咲かせる。

 ◆岡本世代 巨人では岸田、船迫が活躍。他球団では高橋(西武)や中野(阪神)、栗林(広島)、栗原(ソフトバンク)が代表格だ。芸能界では「Snow Man」の目黒蓮や「Number_i」の平野紫耀、俳優の横浜流星らがいる。

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