第56回明治神宮野球大会は19日、高校の部の決勝が行われ、九州国際大付(九州)が神戸国際大付(近畿)に大勝。初優勝に輝き、秋の高校日本一を手中に収めた。

この結果、九州には来春センバツ高校野球大会の一般選考枠「4」に加え、「神宮大会枠」としてプラス1校が加わることになった。

 九州大会の一般選考枠は4強入りした九州国際大付、長崎日大、神村学園、熊本工の選出が決定的。いずれも県の1位校となる。8強には、神村学園に1-4で敗れた今夏の甲子園優勝校・沖縄尚学(沖縄1位)も含まれており、候補校になってくる。

 沖縄尚学は2年生エース左腕として、今夏の全国制覇に貢献し、9月に沖縄で行われたU-18ワールドカップでも侍ジャパン高校日本代表の主戦を担った左腕・末吉良丞を擁しており、来春ドラフト1位候補のサウスポーが春の聖地で見られる可能性も出てきた。

 来春センバツの選考委員会は、2026年1月30日に開催される。

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