巨人ナインはこの日、「走りの学校」のインストラクターから、約4時間にわたって指導を受けた。

 午前は育成選手を中心に基礎的な内容の講義を1時間半受講。

和田氏は「上半身の腕の振りを使うことは重要だが下半身が安定していることが前提。まずは足を安定させるということから」と、下半身に注力したメニューを組んだ。午後は足を武器とする選手を中心に、帰塁での足の運び方や、守備でのボールの追い方など、より野球に特化した実戦的なトレーニングを2時間15分行った。両腕を上に掲げたままのもも上げや、右膝だけをついた状態から、スタートを切る練習など、独自のメニューに時間が割かれた。

 午前、午後とも受講した浦田は「足をなるべく速く上げて持ってくるイメージを教わりました。足が流れてしまうタイプなので、それが完璧になくなりさえすればまだ速くなるかなと。いい勉強になりました」とうなずいていた。

編集部おすすめ