米大リーグ公式サイトが今オフのフリーエージェントとなった野手を14人の有識者による投票で格付けした。その結果、今季二冠王に輝いたフィリーズのカイル・シュワバー外野手が1位、2位はカブスのカイル・タッカー外野手、3位はメッツのピート・アロンソ内野手となった。

 注目の日本からポスティングシステムでメジャー入りを目指しているヤクルトの村上宗隆内野手は7位。まだ25歳で、日本での大きな実績と将来性がある一方、MLBでコンタクト面の課題がどう出るかという疑問も残る。ヤクルト時代の2022年の異次元の成績(長打率・710、56本塁打)は天井の高さを示し、負傷で56試合の出場に終わった2025年は長打率・663、22本塁打もそれを裏づける。1年後にこのリストを振り返ったとき、村上をトップにすべきだったと思うかもしれないし、トップ10の圏外と見るかもしれないとも、している。

 岡本和真は9位で、村上と同様に2025年は負傷で出場が限られたが69試合で15本塁打、OPS 1・014を残した。29歳ながら派手さは劣るものの安定感がある。6年連続30本塁打をするなど米球界にマッチする可能性は高い、としている。

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