来夏に開幕が予定されている米国の女子プロ野球リーグ(WPBL)のドラフト会議が20日(日本時間21日)に行われ、全体の95位でロサンゼルスが巨人女子に所属する島野愛友利投手(21)を指名した。

 同リーグは北米では72年ぶりに創設される本格的な女子プロ野球リーグとなり、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストンに本拠地を置く球団が参加予定となっている。

ロサンゼルスは1巡目(全体2位)で里綾実投手(35)を指名し、全体26位で佐伯絵美遊撃手(24)、同42位で楢崎涼中堅手(26)も指名していた。

 島野は中学生版の甲子園とも言われる「ジャイアンツカップ」で、大淀ボーイズに所属し、女子史上初の胴上げ投手となった。その後女子野球の名門・神戸弘陵高の女子野球部に入部。4人が選ばれた巨人女子チームの第1期生の1人となった。

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