第104回全国高校サッカー選手権大会実行委員会は、調整中となっていた宮城県代表が聖和学園高に決定したと発表。日本サッカー協会が21日、公表した。

 宮城県大会優勝校の仙台育英高より本大会出場辞退の連絡を受け、県大会準優勝校の聖和学園高へ本大会出場の打診を行い、正式に出場する旨の回答があったという。

 優勝した仙台育英はサッカー部で「構造的いじめ」があったとして、出場辞退を12日に発表していた。

 また、繰り上がり出場することになった聖和学園についても、複数のサッカー部員が飲酒や喫煙をしていたことが17日までに判明していた。同事案があったのは8月下旬から9月にかけての夏休み期間中で、同校は県大会開幕前に把握。日本サッカー協会と全国高体連に報告した上で、関わった生徒以外で準優勝した。生徒の一部は退部や停学になっているという。

 聖和学園は、1回戦で那覇西(沖縄)と当たる。

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