6月3日に肺炎のため89歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日、東京ドームで開催された。関係者の部、一般の部を合わせて約3万2400人が来場し、別れを惜しんだ。
「お別れの会」の実行委員会事務局長を務めた読売新聞の矢田俊彦さん(56)がスポーツ報知の取材に応じ、式に込めた思いを明かした。
参列者の前には、「ジャイアンツカラーであるオレンジと、太陽」をイメージした大きな祭壇が設けられ、中心部は背番号「3」にちなみ3万3333本の花で彩られた。横49メートル、奥行き10メートル、高さ3・2メートルと国内最大級の規模で、中央には21年に野球界で初めて文化勲章受章者に選ばれた際の写真を遺影として設置。天覧試合のバットなども展示された。矢田事務局長は「(20日の)昼から準備をしていましたが、祭壇の微妙なズレの調整に時間がかかり、出来上がったのは(当日の午前)4時半でした」と苦労を明かした。
「関係者の部」だけでなく、「一般の部」でもグラウンドが開放され、ファンも祭壇を目の前で見ることができた。入場口やグラウンドに下りるまでの動線など課題はあったが、「そのあたりはよくシミュレーションをしました。ファンの方にはグラウンドに下りてもらい、人工芝の上でお別れをしてもらいたいという思いが強かった」と明かした。
上映された特別映像ではミスターをモチーフに作られたサザンオールスターズの「栄光の男」が流れ、多くの関係者、ファンが別れを惜しんだ。矢田事務局長は「これだけ(長嶋さんを)思ってくださる方がいらっしゃるのは、我々も感謝です」と感慨深げだった。










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