福島11R・福島記念・G3・馬トク激走馬=クリスマスパレード

 前々走のヴィクトリアマイルは出遅れが響いての9着。絶好調で挑んだ続くクイーンSもクシャミをした瞬間、頭を下げたタイミングでゲートが開き、万事休す。

横山武史騎手も「57キロに加え、このゲート(出遅れ)では厳しかったです」と振り返った。

 今週からBコース替わりでインの傷みはカバーされるうえ、晴天が続き、内めの芝コンディションは良好だ。それなら絶好の最内枠を生かせる本馬に狙いが立つ。中山・芝2000メートルのレコードホルダー(紫苑S)で速い時計決着は歓迎。小回り向きの機動力も備えている。

 中間は10月30日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、ここを目標にWコース、坂路でしっかり乗られ万全。メンタルの落ち着きもあるだけに、ゲートを決めて枠なりに好位で運べば、戸崎圭太騎手の手綱で、直線すんなり抜け出す公算大だ。

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