歌手で俳優の杉良太郎(81)がプロデュースする65歳以上の「GOLD世代」のためのダンスコンテスト「第4回FIDA GOLD CUP」が22日、東京・虎ノ門のニッショーホールで行われた。

 日本国際ダンス連盟(FIDA JAPAN)の名誉会長で、厚生労働省の特別健康対策監を務める杉が、ダンスを通して高齢者の健康促進を図ろうと創設した大会。

4回目の今年は13都県から17組が出場し、趣向を凝らしたコスチュームで、エネルギッシュなダンスを披露した。

 優勝は、JBRevolution大分(平均年齢72歳、最高齢81歳)で、賞金100万円と富山常備薬のテレビCM出演権を獲得。メンバーの一人は「ひざや股関節などあちこち痛いですが、この日のために頑張ってきました」と喜びを語った。

 杉は「ダンスやメイクも衣装も進化している。みなさん、一人も倒れることなく、よく頑張りました。来年はもうひとつレベルアップした大会になると思う」と大会を総括。「人間って見られることで意識が上がるんです。ホルモンが出てきて健康になれる。国際的にもこの大会を紹介して、人間は争いじゃなくて、一番大事なのは健康なんだと伝えていければ。次は100歳の人たちや障害者の人たちの大会もやってみたい」と今後の構想も語った。

 また、EXILE MAKIDAI(50)とGOLD世代のダンサーたちが「Choo Choo TRAIN」を踊るダンスチャレンジ企画では、101歳の望月ミサエさんが静岡からリモートで参加し、会場を沸かせた。

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