ソフトバンクからドラフト3位指名を受けた、東海大静岡翔洋高出身の鈴木豪太投手(22)=大商大4年=が22日、静岡市内で行われた同校同級生保護者会主催の壮行会に出席した。

 恩師や高校時代のチームメートを含む約80人の前で決意を新たにした。

最速147キロを誇るサイド右腕は「高校時代にお世話になった先生方や、同級生に成長した姿を見ていただけることをとてもうれしく思います。ドラフト指名された瞬間はうれしく、同時に身が引き締まりました。このような評価をいただけたのも、これまでの野球人生に関わってくださった多くの皆さまの支えがあったからだと思います」と感謝した。

 滋賀県長浜市出身の鈴木は、中学で軟式野球をプレーしていたことから、練習試合の相手だった東海大静岡翔洋中のメンバーと同じ高校でプレーすることを目指して進学。捕手として入学したが、元巨人捕手の原俊介監督(現・東海大相模高監督)に適性を見抜かれて投手へ転向。高校最後の夏は、静岡に決勝戦で敗れるも、エースとして準優勝に貢献した。大学入学後にサイドに転向し、3年春と、4年春に関西六大学リーグでMVPを受賞した。

 ◆鈴木 豪太(すずき・ごうた)2003年8月31日、滋賀・長浜市生まれ。22歳。湯田小2年から浅井西スポーツ少年団で軟式野球を始め、浅井中在籍時は滋賀ユナイテッドJBoy’sに所属。東海大静岡翔洋では1年夏からベンチ入り。甲子園出場はなし。

大商大では1年の全日本大学選手権で公式戦初登板。175センチ、85キロ。右投右打。

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