今月から短期免許を取得している外国人ジョッキーが無双し始めている。フランス出身のアレクシ・プーシャン騎手が23日の東京競馬で4R、5Rの新馬戦を連勝すると、続く6Rの3歳1クラスで3連勝を達成。

急激に勝ち星を積み重ね始めたフランスの若き名手にSNSでは称賛の声が広がっている。

 プーシャン騎手は4R(ダート1600メートル)の2歳新馬を1番人気のフルミネブルで勝利。続く5R(芝2000メートル)の2歳新馬も2番人気のノーブルサヴェージを初陣Ⅴに導いた。6R(ダート1600メートル)の3歳1勝クラスは2番人気のカーラデマドレで3連勝を達成。いずれも人気を背負っていたが、先週まで5勝だったプーシャンが一気に3連勝で存在感を示した。

 来日最初の騎乗週は未勝利に終わったプーシャン騎手。翌週の11月8日には、11戦目となる東京2R・2歳未勝利でJRA初勝利を挙げた。2週目に3勝を挙げると、先週も東京競馬で2勝をマーク。昨年はフランスのリーディングで3位だった名手が徐々に調子を上げてきた。11月1日から、有馬記念(12月28日)まで、JRA短期免許を取得している同騎手が大舞台で表彰台に上がるのも近いかもしれない。

 プーシャン騎手の活躍にSNSでは「日本競馬に順応してきた中でG1の裏開催 これぐらい勝ち始めても不思議ない」「空き巣しまくりw」「暴れまくり!」「だいぶ落ち着いてきたな」「上手すぎますね」「プーシャンだけ買っとけばOK!」「無双始まってる」「完全に慣れたなあ」「マジで神騎手」「覚醒しとるやんw」などの反応が寄せられている。

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