京都11R・マイルチャンピオンシップ・G1・馬トク激走馬=ガイアフォース

 重要レースの富士ステークスでは斤量2キロ差を生かしてジャンタルマンタルを完封したキタサンブラック産駒。先行策でしっかり結果を出したことで、脚質に幅が出たことはプラスポイント。

 前走後は10月31日に外厩・宇治田原優駿ステーブルから帰厩し、栗東坂路の直前追いでは杉山晴紀調教師が「全体時計は求めず、しまいだけ軽く。走る気を解放するという程度」と説明したように、1週前の51秒6―11秒7の猛時計に比べ、55秒0―12秒4と控えめだったが、確実な上積みを感じさせる走りで「状態は前走以上」とコメントした。

 6番枠はスムーズに前めで運んで、抜け出す作戦が取れそうな好枠。前走同様、ジャンタルマンタルを押さえ込み、G1初制覇があって驚けない出来だ。

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