大相撲九州場所千秋楽(23日、福岡国際センター)

 東前頭5枚目・義ノ富士(伊勢ケ浜)は小結・高安(田子ノ浦)に押し倒され、9勝6敗で終えた。14日目から2連敗し「2桁(白星)を目標にしていたので、届かなかったのは悔しい」と肩を落としたが、初土俵から10場所連続勝ち越し。

取組後の安青錦の優勝パレードで旗手も務めた。

 ただ、今場所は10日目から横綱・大の里、優勝した関脇・安青錦に連勝するなど、鮮烈な活躍を見せ、2場所ぶりとなる技能賞を受賞した。三賞も新入幕で技能賞、敢闘賞の名古屋場所以来。10月上旬に右足を負傷して出場も危ぶまれた中で奮闘し、「ケガをする前の稽古の貯金があったのかな」と受け止めた。

 今年の初場所は幕下だった。2場所連続十両優勝から新入幕場所でも11勝。先場所も勝ち越して東前頭5枚目で今場所を迎えた。来年1月の初場所も自己最高位が確実だ。「今年はかなり番付を上げて、いい1年だった。来年はこれ以上いけるように頑張っていきたい。すぐに巡業が始まるので、しっかりけがを直しながら稽古したい」と意欲を新たにした。

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