阪神の木浪聖也内野手が26日、兵庫・西宮の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6500万円から1000万ダウンの5500万円でサインした(金額は推定)。

 7年目の今季は、小幡や熊谷との遊撃争いで出場数が昨季の116試合から72試合に減少。

打率1割9分3厘、15打点に終わった。「ふがいないシーズンだったことは間違いないですけど、その中で得られたこともあった。いつか花が咲くときまで地道にやっていこうという気持ちで練習していました。前を向けなくなったら野球は終わりと決めている」と木浪。来季の定位置奪還へ、現在も課題に掲げる打撃を中心に毎日練習に励んでいる。「毎年競争なので、そこにどう向かっていくか。勝利の起点になる選手になるために頑張っていきます」と力強く話した。

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