◆第46回浦和記念・Jpn2(11月26日、浦和競馬場・ダート2000メートル、良)

 3~8歳の12頭(JRA4、南関東7、他地区1)によって争われ、岩田康誠騎手が騎乗した2番人気でJRAのホウオウルーレット(牡6歳、美浦・栗田徹厩舎、父ロージズインメイ)が最後の直線で最内から抜け出し、前走のシリウスSに続く重賞連勝を飾った。勝ちタイムは2分6秒8。

 キャリア25戦目の6歳秋に初タイトルをつかみ、勢いに乗って初の地方遠征でも結果を出した。岩田康騎手は2008年スマートファルコン、2012年ピイラニハイウェイに続くレース3勝目。JRA勢は2016年のケイティブレイブから10連勝となった。

 2着は1番人気のロードクロンヌ(横山和生騎手)、3着は7番人気のデルマソトガケ(団野大成騎手)だった。

 岩田康誠騎手(ホウオウルーレット=1着)「まずまずのスタートを切って、いつも後ろからいくのですが、小さい競馬場なので1頭でも前へ行けるように頑張りました。その通りに行ってくれて、終始手応えもリズムも良く走ってくれて、具合の良さもあって、久しぶりの浦和(の騎乗)で勝たせていただいて感謝しています。地方(の馬場)は合うのではないかと思っていました。小回りのコーナリングがどうかでしたが、応えてくれました。コンビを組んで相性のいい馬。次も好走してくれると思います」

 横山和生騎手(ロードクロンヌ=2着)「勝ち馬はうまく抜けてきたね。初コースでも、しっかり力を出し切ってくれた」

 団野大成騎手(デルマソトガケ=3着)「もともと力はあるし、使いながら良くなっている。このレースをきっかけに、もっと良くなりそう」

 坂井瑠星騎手(クラウンプライド=4着)「小回りコースで少し走りにくそうだった。

いつもと違うコーナーなので、戸惑っている感じがした」

 吉原寛人騎手(ナイトオブファイア=5着)「左回りも乗りやすかった。跳びが大きいので、ゆったりしたコースの方がよさそう」

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