巨人の森田駿哉投手が27日、立川市立柏小学校を訪問した。5年生108人にキャリア教育授業を行った。

 質問コーナーで「憧れの選手はいますか」と聞かれると「田中将大さんです」と即答。「プレースタイルもそうですし、お手本です。見習うことがたくさんあります。準備を大切にされていて、キャッチボール一つでも丁寧に、レベルの高いキャッチボールをされる」とすごさを説明した。

 今季は2軍でともに時間を過ごすこともあった。「将大さんが初めて2軍に落ちて来られた時、将大さんから『どういうところを意識しているの』って話しかけていただいて。そこからすごい話すことが増えるようになった。しゃべったこともない僕なんかにでも声をかけてくださって、すごいありがたかったです」と振り返った。

 楽天から入団1年目の今季、田中将は若手に多くのものを還元する貴重な存在だった。「本当に朝も誰よりも早く来ていると思いますし、キャッチボールを見ていても、すごい丁寧にされている。コントロールを間違えずにずっと同じとこ投げ続けられてるので」と森田も背中を追っていく。

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