日本ハムから国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人入りした松本剛外野手(32)が27日、都内のホテルで入団会見に臨み、史上3人目の両リーグ首位打者、自身初の全試合出場を目標に掲げた。契約は2年総額2億5000万円(推定)で、背番号は「9」に決定した。

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 新たなリーダー候補が巨人に加わった。松本剛はプレーだけでなく日本ハムで選手会長を務めた統率力も魅力だ。11年間ともにプレーし、選手会副会長でもある浅間は「若い子が多い中でどうやったらチームが良い方向に進むか、とにかく皆のことを考えていた。チーム内に剛さんを悪く言う人はいない」と自信を持って証言する。

 入団時は内野手。プロ初打点を挙げたのも5年目だった。17年に115試合に出場し頭角を現すも、翌年から4年間は再びベンチを温める日が続いた。高卒同期の上沢、近藤(現ソフトバンク)らに追い付こうと2軍の鎌ケ谷で腐らずバットを振り続けた背中は、後輩に計り知れない影響を与えた。

 2人で話す機会が多かった郡司も「若手中心で楽しくやるチームカラーが、悪い方向に行く時もあった。そんな時はいつも人望、人徳、信頼のある剛さんがチームリーダーとして引き締めてくれた。厳しいことを言ってくれるのは剛さんだけ」と頼りにしていた。野球脳も抜群。

多彩な戦術を繰り出す新庄野球を最も熟知していた男と言っても過言ではない。(23、24年日本ハム担当・堀内 啓太)

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