◆東京六大学野球連盟結成100周年記念試合 六大学オールスター東西対抗(29日・神宮)

 野球人生最後のピッチングを笑顔で締めくくった。4回2死。

チームWest・林純を二ゴロに打ち取ると、チームEastの東大・渡辺向輝(4年=海城)はグラブをポンとたたいて笑みを浮かべた。「すごく楽しかったなと思います。いい思い出になりましたし、いい結果を残せたのでよかった。やりきりました」と振り返った。

 元ロッテの俊介氏を父に持つサブマリンはプロ志望届を提出するも指名なし。すっぱり野球をやめて一般企業に就職する。リーグ戦終了後は文化財保護法をテーマにした卒論の作成に没頭。キャッチボールなどでこの日に備えた。「人に迷惑はかけられないので精一杯、練習はしてきました。ストライクは入ったのでよかったです」と笑った。

 卒業後も神宮に通って後輩を応援するつもりだ。「応援するのはすごく好きなので。

全力で応援します」。主戦場がマウンドからスタンドに移っても、母校を思う気持ちは変わらない。(秋本 正己)

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