日体大学長距離競技会兼ニッタイダイ・チャレンジ・ゲームズが29日、横浜市の日体大横浜健志台キャンパス陸上競技場で行われ、昨年度の箱根駅伝7区2位の順大のエース・吉岡大翔(3年)は男子1万メートルの14組に出場し、28分8秒02と、従来の記録を14秒以上更新する自己ベストを出した。「1周68秒(1キロ2分50秒ペース)のペース走をやって最後上がればいいかなという感覚で、予定通り走れた」とうなずいた。

 終始先頭でレースを運び、27分台まではあと一歩の好記録。「自分でレースを作って、その中でタイムが出ればいいなという感覚だったので、結果的によかった」と狙いがあった上で記録もついてきたと強調した。

 残り1か月に迫った箱根駅伝へは「あとこの倍の距離を走れるように、これ以上のペースで行けるように準備をしていきたい」と意気込んだ。

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