陸上の日体大学長距離競技会兼ニッタイダイ・チャレンジ・ゲームズが29日、横浜市の日体大横浜健志台キャンパス陸上競技場で行われ、男子1万メートルで日体大の平島龍斗(4年)が27分56秒84の日体大新記録で走破した。2020年12月に池田耀平(現花王)がマークした27分58秒52を5年ぶりに1秒68更新した。

「きょうは27分台、そして、日体大記録を更新することが目標でした。達成できて良かったです」と笑顔で話した。練習拠点のホームグラウンドでの快挙達成。「トラック1周、全部でチームメートが応援してくれたお陰です」とエースは仲間に感謝した。

 今年1月の第101回箱根駅伝で日体大は往路10位と踏ん張ったが、総合12位で、シード権(10位以内)を逃した。今年10月の箱根駅伝予選会では9位通過し、本戦に初出場した1949年から78年連続78回目の出場を死守した。継続中としては大会史上最長。予選会個人16位と好走した田島は「連続出場記録はプレッシャーに感じる人もいるが、後ろ盾にもなります」と伝統を力に変えた。

 第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)では8年ぶりのシード権奪回を狙う。エースの平島は「きょうの走りは箱根駅伝に向けて弾みがつきました」と前向きに話す。前回は1区で3位と好走。今回は1区のほか、2区か3区に出陣する可能性もある。

「箱根駅伝では1万メートル27分台の力がないと戦えません」と平島は、どの主要区間でも戦う覚悟を示している。伝統のタスキを全身全霊でつなぐつもりだ。

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