来春センバツ(2026年3月19日開幕・甲子園)の21世紀枠の9地区候補校が12月12日に発表される。大阪は府立の生野が初選出された。
生野が甲子園に近づいた。今秋の府大会4回戦で関大北陽にサヨナラ勝ち。5回戦では興国に7回まで3―2と食い下がった。吉村健監督(38)は「圧倒的に相手の力が上。ただ、選手はめげずに力以上のものを出してくれた」と、たたえた。
大阪府に10校あるグローバルリーダーズハイスクール【注】指定校の一つ。24年度は既卒生を含めて東大に1人、京大に3人が合格した。90%以上の生徒が部活動に励み、吉村知事ら各界のリーダーを輩出してきた。
複数の部活動が広いグラウンドを共用するため、外野部分を使えるのは月に4~5回ほど。平日の練習は約2時間で、暗くなれば簡易照明を使用する。OB会からの黒土の提供や硬式経験者の増加によって、20年ごろからは安定して4回戦に進むようになった。
さらに、3年前から「チームコーチング」を導入した。月に1度、外部コーチと約2時間のミーティングで課題解決や目標設定を行うシステムだ。本音で話し合うため、指導者は介入しない。新チーム発足当初、甲子園出場は「無理やろう…」という声が多かったが、意見をぶつけ合いながら秋の目標を「打倒、今夏王者・東大阪大柏原」に定めたことで、不利な状況でもナインは同じ方向を見て戦えた。吉村監督らも、外部コーチを通して知るチーム実情に沿った指揮や指導ができ、一体感は高まった。
成果が実り、22年夏以来の5回戦に進出。
【注】大阪府は、府立高校の特色づくりの一環として、10校(北野、豊中、茨木、大手前、四條畷、高津、天王寺、生野、三国丘、岸和田)を指定。豊かな感性と幅広い教養を身につけた、社会に貢献する志を持つ、知識基盤社会をリードする人材育成が目的。
◆生野(松原市)1920年創立。2010年に文科省のスーパーサイエンスハイスクール(理数教育を重点的に行う高校)に指定。生徒数は1067人(うち女子は507人)。主な卒業生は元アーティスティックスイミング日本代表ヘッドコーチの井村雅代氏、吉本興業元社長の中邨秀雄さん、漫画家のサトウサンペイさん(ともに故人)。野球部は1922年創部。最高成績は生野中時代に夏の大阪大会4強。部員31人(うちマネジャー6人)。










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