2026年春にリニューアルオープンする東京・両国の東京都江戸博物館のレストランで提供される幕の内弁当の審査会が2日までに行われ、一般公募74作品のなかから「えどはくタイムトラベル幕の内弁当:江戸~令和」が選ばれた。今後、商品化に向けてブラッシュアップされた後、実際に館内で販売される。
グランプリは「一食で江戸から令和までの日本の食文化史を旅するユニークなお弁当」が選ばれた。@shоkо_spооnさんのアイデアで、各時代を象徴する料理で構成。「ご飯、焼き魚、卵焼き、煮物、漬物」が基本構成の幕の内弁当の様式を忠実に守り、芝居見物の「俵むすび」に始まり、文明開化のごちそう「牛鍋」、大正ロマンのハイカラ洋食「じゃがいもコロッケ」、戦時の「さつま芋ご飯」に学校給食の思い出「鯨の竜田揚げ」、そして世界が認めた和食の「銀鱈西京焼き」。令和の新しい食のカタチとして「伝統小松菜の発酵ピクルス」や「大豆ミートの生姜佃煮」と、一品一品を味わうごとに「日本の食文化の変遷を食べて学ぶ体験」ができる内容になっている。
江戸博リニューアルオープン企画として行われた「幕の内弁当アイデアコンテスト」は、東京都・公益財団法人東京都歴史文化財団が主催。文章と写真で一般公募したものを1次審査で5作品に絞り込みレシピ化し、料理研究家の高橋善郎さんがメニュー監修し、この日の試食審査会で実際に作ったお弁当を審査員が(1)江戸・東京らしさ(2)独創性・創造性(3)調理・提供のしやすさ(4)地域性(5)見た目の美しさ(6)2000円~2500円程度で販売できる金額感の6項目を10点満点で採点して審査に臨んだ。
特別審査員は公式YouTubeチャンネル登録者数225万人の料理研究家・コウケンテツさんが務め、結果発表では「大激論の末に満場一致で決めさせてもらった」と総評。グランプリに選んだ「えどはくタイムトラベル幕の内弁当:江戸~令和」について「江戸の食文化はやっぱり独自性。そして伝統と革新。このダイナミズム。200年鎖国しながらも独自の文化を育み、新しいものを生み出してきた。それがこのお弁当にすべて詰まっていた。
江戸博では大規模改修で休館に入る2022年までは特別展に絡めたレストランでの特別メニュー等の提供はあったものの、公募したメニューやお弁当を実際に提供する取り組みは、東京都生活文化局文化振興部魅力発信担当の知花謙課長によると「おそらく初めて」。江戸の食文化や江戸野菜の魅力や食の楽しみを伝えていくことも、江戸博リニューアルの見どころの1つになりそうで、知花課長は「(試食の5作品は)本当にどれもおいしく、どれを江戸博で提供しても成り立つぐらいでした。この企画を機に、江戸博をより多くの人に知っていただき、リニューアルオープンをワクワクしながら待っていただけたら」と話した。
1993年にオープンした江戸博は、建築家・菊竹清訓設計のユニークな建物で知られ「徳川家康の江戸入府からの約400年間を中心に、貴重な資料や復元模型・体験型資料を用いて江戸・東京の歴史を紹介する文化施設」(特設サイト「まだかなえどはく」)。4年ぶりのリニューアルオープンに向け、この特設サイトで随時、最新情報などが更新されている。

![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 昼夜兼用立体 ハーブ&ユーカリの香り 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Q-T7qhTGL._SL500_.jpg)
![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 就寝立体タイプ 無香料 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51pV-1+GeGL._SL500_.jpg)
![[コロンブス] キレイな状態をキープ 長時間撥水 アメダス 防水・防汚スプレー420mL](https://m.media-amazon.com/images/I/31RInZEF7ZL._SL500_.jpg)







![名探偵コナン 106 絵コンテカードセット付き特装版 ([特装版コミック])](https://m.media-amazon.com/images/I/01MKUOLsA5L._SL500_.gif)