日本漢字能力検定協会による恒例の「今年の漢字」は、「漢字の日」の12月12日に京都・清水寺で発表される。応募は今月9日で締め切られている。

その年の世相を表す漢字として、最も応募が多かった一字が揮毫(きごう)される。

 1995年からスタートし、過去30回で最も多いのは「金」の5回。2000年シドニー大会から12年、16年、21年、24年と夏季五輪が開催された年に選ばれている。

 京都市にある「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム)では来年2月23日まで、これまでのすべての大書が展示されている。

 過去30年の漢字は以下の通り。

1995年「震」

1996年「食」

1997年「倒」

1998年「毒」

1999年「末」

2000年「金」

2001年「戦」

2002年「帰」

2003年「虎」

2004年「災」

2005年「愛」

2006年「命」

2007年「偽」

2008年「変」

2009年「新」

2010年「暑」

2011年「絆」

2012年「金」

2013年「輪」

2014年「税」

2015年「安」

2016年「金」

2017年「北」

2018年「災」

2019年「令」

2020年「密」

2021年「金」

2022年「戦」

2023年「税」

2024年「金」

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