西武・外崎修汰内野手(32)が5日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、複数年契約中のため、現状維持の年俸1億6000万円(金額は推定)でサインした。来季が4年契約の最終年となる。

 ゴールデン・グラブ賞も受賞した慣れ親しんだ二塁から三塁へコンバートされ幕を開けた今季は、115試合に出場して359打数84安打5本塁打34打点、打率2割3分4厘の成績。シーズン途中からは右翼を守る機会も増え、「色々な経験をさせてもらって、成績的にはふがいないですけど、経験したことを来年につなげられれば」と振り返った。

 9月21日・楽天戦(楽天モバイル)で死球を受け骨折した患部の状態については「7、8割は大丈夫。12月の終わりに受診して、オッケーが出たらバッティングを」と説明した選手会長。プロ12年目の来季へ向け「勝手な思いだとセカンドでやりたい。自信を持って守れるポジションなので」と強い気持ちを明かしつつ、「勝負の世界なのでセカンドでなくても出られるならという考えもある。スタートは大事だと思うので、開幕戦でしっかり試合に出られるように準備してアピールしてというところを一番に」と意気込んだ。

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