楽天の荘司康誠投手(25)が来年1月の自主トレを、高卒2年目の大内誠弥投手(19)とともに行うことを明らかにした。荘司が189センチ、大内が191センチとともに高身長の右腕。

「仲良しこよしでやるわけじゃない。野球がうまくなるためにやるので」と話し、「野球について考える時間を増やしたいと思っている。それが習慣づけば、シーズンが始まっても変わらず自分のやるべきことをやれる」と自身の経験に基づいた様々なことを伝えていくつもりだ。“荘司組”かと問われると「2人なので組、というほどでもない」と話した。

 大内にとっても体格、投球スタイルともに似たタイプの先輩と多くの時間を過ごすことはプラスになる。シーズン中も助言をもらっていたといい、「荘司さんも昔は体が細かったと聞いた。いつもより深い話もできるかなと思うし、食事だったりいろんなところを見習いたい」と、どんなことでも吸収すると貪欲な姿勢をみせた。

 今季の荘司は昨年9月の右肘手術の影響もあり5月に初登板も、シーズン終盤には先発ローテーション入り。13試合に登板して4勝4敗、防御率3・07の成績を残した。大内は6月7日の巨人戦でプロ初登板初先発など、2試合に登板して0勝0敗、防御率2・00。ともに来季の開幕ローテーション入りを目指し、自主トレから互いを高め合っていく。

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