巨人の坂本勇人内野手が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、単年契約でサインした。

 19年目の今季は出場62試合で打率2割8厘、3本塁打、22打点。

いずれも2年目以降で自己ワーストの数字が並んだ。代打では19打数6安打で打率3割1分6厘、1本塁打、11打点と新しい持ち場で勝負強さを発揮した一方、球団からは交渉の席で「来年はレギュラーで頑張ってほしい」と声をかけられ、本人としてもあくまで三塁の定位置奪回を見据えている。

 長野久義の現役引退により田中将大投手と並んでチーム最年長となる。通算2500安打まで残り53本、通算300本塁打まで同2本と2つの節目にも迫っている。「このままで終わりたくないなと思ったシーズンでした」と巻き返しを狙う。

編集部おすすめ