プロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「第26回ゴールデンスピリット賞」を受賞した阪神・近本光司外野手が9日、東京・虎ノ門のジ・オークラ東京で行われた表彰式に出席した。

 近本は「以前、(21年に)矢野元監督が受賞された際に、僕もこの賞を取ることができるような人になりたい、と思っていました。

多くの子どもたちと関わる中で、地域のために、教育のために、これからの未来の社会のために、プロ野球選手として、個人の近本光司として、これからも長く関わっていきたいと思っています」などとあいさつした。

 阪神からは球団別最多となる5人目の受賞。主催試合(甲子園)の年間予約席を購入して、生まれ故郷の兵庫・淡路島在住者を年間240人招待。淡路島や自主トレ先の鹿児島・沖永良部島の子どもたちを対象に野球・スポーツ教室も開催している。また、一般社団法人「LINK UP」を設立し、自ら理事を務める熱意や、離島支援・地方創生という独創性も評価された。

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