来季のメジャー挑戦を表明し、ポスティング申請している西武・今井達也投手(27)が9日、チーム選びの基準を明かし、ドジャース入りの可能性を否定した。

 目標は一つだ。

「ワールドチャンピオンになりたい」。ベルーナDで自主トレを行ったあとに報道陣の取材に応じた右腕。「チームが弱いとか強いとか関係なく、メジャーリーグでプレーしていれば全員目指していると思う」と強い憧れを口にする。

 先日出演したテレビ番組では「ドジャースを倒したい」と発言。大谷、山本、佐々木と日本人選手が多く所属し今季通算9度目の“世界制覇”を成し遂げたドジャース入りの可能性を否定し話題を呼んだが、「全員思っているんじゃないですか、ドジャース以外の人は。それが当たり前だと。ドジャース以外の選手は全員そう思ってやっていると思うので、別にたいしたことはないと思います」ときっぱり。その上で、「あれだけピッチャーいたら(自分は)いらないでしょって思いますけどね」と改めて明言した。

 近日中に渡米し、各球団と交渉を行っていく予定。「ちゃんと直接こういうチームでプレーしたいと思うのが一番だと思う」。獅子のエースの動向に世界中から注目が集まっている。(大中 彩未)

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