MLB各球団の監督やGMら編成責任者、各選手の代理人らが集まるウィンターミーティングが9日(日本時間10日)、米フロリダ州オーランドで行われ、フィリーズのトムソン監督が取材に応じて、西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指している今井達也投手(27)について言及した。

 今季はナ・リーグ東地区を制してポスとシーズンに進出したが、地区シリーズでドジャースに敗れたフィリーズ。

だが、大谷翔平投手(31)を4試合で18打数1安打の打率5分6厘に抑えるなど、投手陣のレベルの高さを示した。

 先発はサンチェス、ルザルド、スアレスと2ケタ勝利の3本柱が君臨し、ウィーラーが故障で不在ながらメジャー屈指の先発陣だった。今オフはスアレスがFAとなって去就が不透明。昨オフには阪神から青柳を獲得するなど、日本人選手への関心の高い球団の一つでもあるフィリーズとあって、トムソン監督は今井について問われると「日本からポスティングされる選手はいい選手ばかり。今井は本当にいい投手。彼はローテーションでいい働きをすると思う」と高い評価を口にし、争奪戦に加わっていることを匂わせていた。

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