◆第77回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月14日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=12月10日、栗東トレセン

 坂路で鋭い動きを見せたのがスターアニス。高野厩舎流で2本目に追い切り、53秒5―12秒1を馬なりでマークした。

ゴールまできれいな加速ラップで、メリハリの利いた走りだ。高野調教師は「反応やアクションが良かったです。いい仕上がりになったかなと思います」とうなずいた。

 デビュー2戦目の未勝利戦を7馬身差で圧勝すると、前走の中京2歳Sではレコード決着を勝ち馬と同タイムの2着。能力の高さはここでも上位だ。マイル戦は今回が初めてだが、「距離は対応できると思っています」とトレーナーはきっぱり。母エピセアロームは11年のこのレースで8着だったが、娘は体形的にマイルまではこなせそう。折り合いがつけば、好勝負になる。

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