日本テレビは10日、元TOKIOの国分太一がコンプライアンス上の問題行為を理由に同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜・午後7時)を降板した問題などを巡り、元メンバーの城島茂、松岡昌宏に改めて説明の機会を設ける意向を表明した。

 日本テレビはこの日、国分を巡る一連の問題や同局による対応について「城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております」と謝罪した。

続けて「日本テレビとして心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯(しんし)に受け止めたいと考えております」とコメントした。

 TOKIOを巡っては、6月20日に国分がコンプライアンス違反行為を理由に同番組からの降板と活動休止を発表。その後、グループの解散や「株式会社TOKIO」を残務処理が終わり次第廃業することなどが発表された。

 国分は10月23日に一連の事態を受け、日弁連へ人権救済申し立てを行い、11月26日には記者会見し「(日本テレビ側に一連の問題について)答え合わせがしたい」などと主張した。一方、同局は12月1日の定例社長会見で「答え合わせするまでもないと考えている」と語り、現状は国分側の要望に沿うことは難しいことを強調。城島と松岡に関しては「(同番組に)続けて出演いただきたい」とレギュラー継続を明言した。

 これらを受け、松岡は一部週刊誌の取材に対し、日本テレビ側の国分への対応や、自身の今後について同局から適切な説明が得られていないことなどを明かしていた。

 ▼日本テレビコメント全文

 城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております。日本テレビとして心からお詫びするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯に受け止めたいと考えております。

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